<< さてアナウンスはいただきました。 _映像もアップです_ | main | さて、どうスか、FS700の4K2K。 >>
FS700あれこれ。
 どもです、イチカワです。

今月末にはいよいよスタートとなりますFS700のメジャー・アップグレード。現行のファームから一段アップ、「ver.3.00」となり、色々ありがた〜い機能が追加されます。

先月よりSonyさんにお貸し出しいただいたテスト機を用いてちょっとした検証なんぞもやらせていただいたイチカワ。

今回のアップグレードはすでにFS700をお持ちの方には是非おすすめを、そして現在導入を検討している方には、これをきっかけに大きく進化するこのカメラを是非手に取って欲しいな、と考えております。

さて、Cine Gear Expo開催などもあり、海外からも情報が発信されるようになってきました。

こちらはArt Adams&Adam Witt両氏によるFS700 4K記事:

S-Log2搭載に関しては検証でも使用感含めブログってまいりましたが、今回はいくつか細かいお話を(お二人も書かれているのでもうイチカワも書いちゃおっと)。

1.
raw記録時のモニタリング
4K(4096x2160)および2K(2048x1080)は横がちょっと長い17:9サイズの映像ですが、これを収録する際、本体のモニターには16:9分のみの表示になります。

例えば2Kの場合、横幅128pixel分はモニターからはみ出ている状態(=表示されない)仕様というわけ。

上下に黒帯をつけての17:9サイズ表示が出来ないのは残念。外部モニターなどを使用する際の表示方法はまだわからないのですが、とりあえず本体モニターでraw記録をする際、「モニター両サイドにちょっとはみ出た分も記録されている」と考えてのフレーミングを。

2.
アップグレード価格
税込み31500円のアップグレード価格ですが、純正インターフェイス「HXR-IFR5」購入を予定されている方は実質アップグレードが無料になるクーポンが入っているとの事。IFR5購入予定の方は無駄にしないようにお気をつけくださいませ。

3.
RECトリガーはSDI/HDMI両方に対応
テスト機での検証中、Atomos Samuraiで「SDI Recトリガー」は効いていたのですが、HDMIでも同様にトリガーされるとの事ですので、Ninjaなどをお持ちの方も恩恵を受けられる事になります。
多分Odyssey7QなどもSDI結線でトリガーはバッチリかと思いますが、すでに小型な外部レコーダを活用されている方は是非お試しを。

4.
ISOとローライト
テスト機ゆえまだ最終版の絵ではないのですが、ローライト環境でのISO設定とノイズ感を検証しました:

上記vimeoページでオリジナルのムービーファイルを落とせますが、等倍の画像比較も以下でご確認出来ます:
*いつも通り写真をクリックすると次へ次へと進みます。

ISO64000なんて世界で撮影する事はあまりないと思いますが、イチカワ個人的にISO8000〜12800辺りまでは使えるかな、という印象です。

一点、ISO32000&40000が検証されていないのはご愛嬌(ゴメンちゃい!)もちろん正式なアップグレードにはちゃんとありますのでご安心を!


5.
8bit記録時のバンディング
一番気になる部分でもあるここ。以下に検証映像用意しました:

今までのガンマカーブとS-Log2の違い、一目瞭然の結果です。ハイエンド〜ミッドトーン辺りの階調は豊かですが、その分低輝度でのバンディングが目立つ結果となっています。


さて、8bitという階調の中でS-Log2収録をどう行っていくか。

本来のFS700+S-Log2の使い方は、12bit以上などの豊かな階調にてraw記録がされた後、現像の段階で当てるのが正しいのですが、イチカワ個人的には8bit記録、イコール「ミニマルな機材セッティング」でこの機能をどこまで活用出来るか、を考えております。

すでに長文なエントリゆえ次回ゆっくり書きたく思っていますが、イチカワが市場に溢れる他の機材ではなくFS700を選ぶ理由にこの「ミニマルなセッティング」が重要な意味を持っております。

あらためてゆっくり記述予定ですのでご興味おありの方はまた遊びにいらしていただければ幸いです。




.
| - | 15:12 |