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Odyssey7Q長期試用 _まず数珠繋ぎテスト_
どもです、イチカワです。
ご縁があってウチにやって来たConvergent Design社のOdyssey7Q。しばらくお借りしてあれやこれやを試そうと思っておりますが、まずは気になる「4Kパススルー」、こちらの結果をご報告です。

**重要**
以下の検証は後日正式に発表されるOD7Qの機能/性能と関連のない独自の実験です!これ見て購入の判断はなさらぬようお願いいたしまっす!

前回のエントリー後半にて触れている「OD7Q 4Kパススルー」。以下写真のヘンテコ数珠繋ぎセッティングがそれです:
詳しくは前回エントリーを読んでいただければと思いますが、要はカメラからOD7Qに入った信号がSDIから出ているのでそれをもう一台のレコーダで記録してみようという試み。

現状のファームではFS700の4K記録が出来ないOD7Qちゃんも受け取った4K信号を1080PサイズでSDI出ししているので、これを録れば通常の8bit422よりキレイじゃなーい?てなアイデアです。

で、結果から書きますと「オモローだけど使えない」でございます。残念!

以下に等倍画像:

いつも通り写真をクリックしていただくと次へ次へと写真が変わります。内容はこの通り:
1枚目
FS700にて「2Kraw出力」設定での内蔵AVCHD記録
2枚目
FS700にて「4Kraw出力」設定での内蔵AVCHD記録
3枚目
FS700から2Kraw出力された信号がOD7Qをパススルー、SamuraiにてProRes422HQ記録
4枚目
FS700から4Kraw出力された信号がOD7Qをパススルー、SamuraiにてProRes422HQ記録

中央のヘッドフォン文字とその右隣、明部エッジのエイリアシングなどを見比べてくださいませ。

3枚目4枚目がその数珠繋ぎによって記録された絵、となるわけですが、まず縦横比率がなんかヘン。ちょっと歪んでますね(ありゃま!)
加えて右端に数ピクセル分の欠落もあり、これはデータとしてそのまま使うには無理ですね〜。

もちろん検証時カメラ位置は変えておりません。パススルーの歪み&位置ズレは多分「17:9と16:9の違い(rawは17:9)」がカンケーしてるのかしらん。


おもしろいと言えばこの4枚を通じてわかるFS700の仕組み。

1枚目と3枚目が「2K設定」、2枚目4枚目が「4K設定」なわけですが、2K設定の2枚はどちらも特有の眠たいジャギー多めな絵となっています。

4Kサイズセンサーからどうやって絵を作っているか、なんとなーくわかりますね。ちなみにraw出力だなんだを一切せず、そのまま使う場合はまたこれと微妙〜に違う絵となっています。

以前Sonyさん開発のH氏に色々教えていただき「なるほどー!」と言いつつ全然理解していなかったこの部分、やっとわかりましたよ。この検証やって。


こちら、200%ブローアップで画質の違いをば:

これ見ると4枚目の「4Kパススルー」だけバキーン!と解像度上がっているのがわかりますね。FS700の弱点「ハイライトエイリアシング(パープルフリンジ)」も良好だし!


で、この検証、すぐ英DPのAlister Chapman氏に突っ込まれまして(苦笑)、氏いわく:
「現状ファームのOD7Qが(4Kパススルーで)吐いてる1080Pはセンサー読み出し半分だからちゃんとした絵じゃないよ、色飛びもあるし」との事でした。

確かにノイズの出方などがその通り!ありゃま残念!

ま、そもそもこの検証は正式な機能とはまったく関係のない実験ゆえ、もろもろお許しいただければ幸いです。

つーかさ、こういう実験出来る!ってのがいーじゃない、FS700。この価格帯のカメラで4Kraw(バーストで120fpsまで)吐いちゃうし、それを色々DIY的アイデアで繋いで録れちゃうってのがいーじゃない。

あー、楽しいわー。

というわけでお遊び検証からスタートでお茶を濁してしまいましたが、次回からはちゃんとした検証。OD7Qのモニター部の実力など皆様のご興味ある色々をあれこれ試してみようと思います〜!


追記
Rさん、英語の読み間違いご指摘いただきありがとうございました!さっそく直しました〜(恥)
 
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