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Sony R5 4Krawレコーダー vol.04 _過酷な環境で使う_
どもです、イチカワです。

先日Sonyさんからa7Sをお貸し出しいただいたりして、すっかり小型カメラの魅力も満喫したイチカワですが、お仕事撮影ではもちろんフル稼働のFS700ちゃん。

やっぱエエわー、FS700は。特に4Krawの絵を見ちゃうともう後には戻れません。つー事で今回のブログはあらためて「4Kraw最小限セッティング」のお話。最近ご縁が生まれたモータースポーツ関連の撮影の模様も踏まえて記述したいと思います。

5月の鈴鹿に続き、先日も富士スピードウェイ(FSW)にお邪魔してHKSさんの撮影をしてきました。雨天が予想された今回の撮影、自分とカメラの雨ガッパを用意しつつも、やはりレンズは濡れてもオッケーな彼らにご登場願いました。

最近の広告関連では登場の機会がなくなってしまったキヤノンさん定番Lズーム達。でも今回のような過酷な環境では彼らに分があります。右上のROKINONはインタビュー用(ピン浅用)ですが、他はまぁ濡らしても叩いても壊れないので安心です。

インタビューと言えば写真左上にチョコンといるA6000。この子はホント良いお仕事をしてくれます。今回はサブカメラとして選手達の横顔を押さえるべくセットしたのですが、オートフォーカスにしておくとちゃんと被写体を合焦してくれます。F2.8辺りでかなり浅く横顔狙ったのですが、ずっと追いかけてくれる...スゴいよこの子。

で、レースコースなどメインの撮影はFS700+R5。

ここは300Rンとこ。走行左手TOYOTA看板の辺りね。

ハイスピード撮影時は音声記録が無効になるのでこうやってレコーダを頭に載せてのセッティング。今回の撮影では結局このタイミング以降ずっと雨天となってしまったため、雨ガッパ越しの音声記録は断念いたしました。

イチカワはFS700+R5、このコンボがすっかりお気に入りです。もちろん兄貴分F55のS-Gamut(色空間)や暗部ノイズの少なさと比較すると若干キビシい部分もありますが、ワンマン・オペレートでここまでのクオリティの4Kraw記録、それも120fpsまでこなしてしまうなんて文句ないよ、ホント。

FS700のraw記録ソリューションにはConvergent DesignのOdyssey7Qクンもおりますので、その絵を扱っている方はすでに多いと思われますが、R5は120fps記録をはじめ、純正Sony raw記録が出来る部分、そして取り回しの良さ、ここがイチカワのお気に入りポイント。

純正rawゆえすべてメタデータ。記録後にISOから色温度、なんでも変更可能です。乱暴な話「とりあえずゼブラで白飛びだけ抑えておけば後は編集でなんとでも」、これが今回のような過酷な撮影ではとってもありがたいわけです。

取り回しもSDI結線して電源入れれば後はほったらかし。FS700の設定に完全同期しますのでどこかに置いておくかブラ下げておけば大丈夫です。イチカワもかなりの時間稼働させていますが、エラーや諸問題はゼロ!一回もありません。

ま、強いて問題点と言えばバッテリーですかね。

チャージャーがデカいYO!横のNPバッテリやA6000のFW50と比べて見てよ、このボリューム。

ま、その分撮れる絵は素晴らしいので文句言っちゃイケマセン。

最後に、最近FS700のraw記録時の暗部ノイズに関して質問メールやメッセージをいただく事が多いのでこんな比較画像を用意しました。

こちらがグレーディング前。


こちらがグレーディング後。カーヴなどでコントラストを触り、暗部の色を好きな方向にちょこっと転がしてます。

FS700の暗部ノイズに関して仰っている皆さんは上記で言うグレーディング後、このくらいの露出で撮影されている方も多いようです。それだと例えばタイヤ内側の辺りにノイズが出て来るはずです。

イチカワはここまで明部に振って記録します。そしてポストで暗部を作って行く感じです。もちろんこの方法ですと最大限のダイナミックレンジの確保などは出来なくなりますので、イチカワも屋内で光源を調整出来る場合は方法は変えて行きますけど。

以下に4KサイズのJpgを貼ってますのでご興味ある方は見てちょーだい:
http://www.freiheit.jp/FS700/HKS86/UNGRADED.html
*表示画像(4Kサイズ)をクリックするとグレーディング前、グレーディング後と交互に見れまっす

Jpgゆえに納品データと比べると色が痩せてしまっていますが、フロントタイヤの解像感とか気持ち良いですよね。ADVANロゴ周辺の細かいギザギザっつーの?ここら辺の書き出しも丁寧で、なんともエエやんステキやんです。


というわけで世間の流れに逆らうかのようにFS700+R5でワンマン撮影を敢行するイチカワですが、次回のブログはまたまたa7Sに戻ります。

先日の検証はAPS-Cモードにこだわったせいで皆さんから総スカンを食らったので(苦笑)、次回はフルセンサーモードでの「純正SonyFEレンズ vs キヤノンEFレンズ(+メタボスマートver4)対決」なんぞも行う予定です。

「FS700なんて興味ないっ!オレはa7S買う予定ー!」なんて方もお楽しみにー!!


 

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