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新機種PXW-FS7発表と4K60P収録。
どもです、イチカワです。

おかげさまで色々なお仕事案件にお声がけいただき、中々ゆっくりとブログ更新する時間もないまま前回の3軸ネタから一ヶ月以上経ってしまいました。

そんな中、アムスIBC2014にてSonyさんより発表された新しいカメラが話題に。PXW-FS7というXDCAMシリーズ最新のレンズ交換式4K記録カメラが遂に登場です。

仕様などはこちらから:
PXW-FS7
http://www.sony.jp/xdcam/products/PXW-FS7/

FS700後継機発表!?という噂が出始めた頃、欧州のDP陣から名称や仕様に関しなんとなーくポロポロと話を聞いていましたが、実物はほぼ「全部盛り」のプロ機材、といった印象です。

内蔵4K10bit記録や拡張ユニット経由でのraw記録やあれやこれや....スペック的に文句ある人はまずいないでしょ、このカメラに。ISO調整や内蔵マイクなど痒いトコにも手が行き届いている印象です。

写真も色々出回っておりますが、これ:

Vマウントバッテリ引っ掛けてデカいズームレンズ(冬に発表の新しいヤツね)はめた立派な出で立ちには全然そそられなかったのですが、この写真見て一気に欲しくなってしまいました(苦笑)。Touit12mm装着でこのサイズ感、これで(簡易的だけど)内蔵マイクで音拾って10bit4K60P収録は魅力的ー。

内蔵マイクって使い勝手良いよねー。音声さんとのシンクのためだけにガンマイク装着とかメンドーだもん。

さて、ここで気になるのは我々FS700ユーザー(笑)。国内外問わず結構な人数から連絡来てますよ、ウチにまで。「イチカワさん買い替える〜?」的なヤツ。

FS700はカメラ自体はレガシーな8bit記録カメラです。R5や7Qを併用しての4Krawソリューションのおかげでギリギリ現役とはいえ、そもそもプロスーマー機材と最新4Kカメラを比較するのはバカな話です、ホント。

つーか、今年になって「4K60P収録」、こればっかやっているのですが、色々学ぶ事が多い!カメラどうこうの前に4K、それも60P記録という新しいフォーマットとの戦いです、イチカワは。



1080Pと4Kの違い。画角の感覚や絵作りの違いに始まりフォーカシングとか色々技術的な部分、今年になって安価な小型カメラもUHD記録開始!なので多くの方が経験されていると思いますが、イチカワ個人的には4K24Pと4K60P、ここが鬼門となっています。

お手伝いした海外案件は「4K60P」フォーマットでした。ちょっと詳細はまだ言えないのですが、次世代4K放送やハリウッドの企むあれやこれや...うーむ、個人的な好みで「4Kになっても映画や広告は24Pでエエんちゃう?」と思う部分もありつつも、いざお仕事で4K60P収録にどっぷり浸かって見えて来たあれやこれや、なのです。

今まで「24Pに落とすための60P記録」という経験しかなかったのですが、「60Pで見る、それも4Kという情報量で」、これは中々手強く、撮って帰って来てはビックリの連続です。現場に30インチ以上の4K60Pモニターでも用意出来ればあれこれ実験出来るんですケドね。

4K60Pフォーマットが世間にどう浸透するか全然わかりませんが、とりあえず今まで自分の中で当たり前になっていた技術が通用しないのでとても難しく、そして楽しい!4Kテレビのフレーム補間を見ていると気持ち悪いだけですが、「4K60P作品」という概念はとてもおもしろいです。

せっかくそれが可能なカメラを所有しているので、どんどんやろっと!
 
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